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弾丸秋田の旅

更新の日が空いてしまいました…。

先日の投稿の最後に少しお伝えしたように、秋田まで行ってきました!
タニタハウジングウェアさんと建築知識ビルダーズさん主催の【秋田・エコ住宅視察ツアー】に参加する為です。

SNSで告知を見てその場で即申込みをしたのですが、正解だったようです。
告知から1日半で予約が埋まり、30名以上キャンセル待ちがあったのですが一人もキャンセルが出ず参加出来なかった方も大勢いたとか…。

 

移動時間で3時間前後であれば見学会や講習など内容に興味があれば平気で行くのですが、さすがに三重から秋田は少し悩みました…笑
が、今回の視察の内容が惹かれる内容盛り沢山で行くしかない!と。

 

その内容というのが、

タニタハウジングウェア 工場見学

最近完成した断熱の神様 西方設計の西方氏自邸とアトリエの見学

もるくす建築舎 佐藤氏自邸の見学

 

です。
(西方氏ともるくす佐藤氏の講演・対談も有り)

 

西方氏といえば、昨年に姫路の物件も見学をして著書も何冊も読んでいますので予習はバッチリです。
最近竣工した自邸も、自身の集大成として各雑誌などでかなりのページが割かれる程注目されている物件でしたので、是非見ておきたいなと。

 

さらには、個人的に非常に惹かれたのはもるくす建築舎の佐藤氏自邸。
こちらは第一回日本エコハウス大賞を受賞している住宅で、写真を見ると「おやっ?」と目を引く意匠です。(格好いい)

もるくすさんのHPから勝手に写真をお借りすると

img-04
こんな感じや

img-10

こんな感じや

main

こんな感じ。
良い雰囲気ですよねー。

これで、性能が高くて快適な暮らしを送れるなんて、もの凄く良いよなーなんて思います。

 

個人的には「エコ」という言葉や、「エコハウス」という呼び方があまり好きじゃないというか、もはやただの売り文句と化していると思っています。
ちょっと断熱材入れて何でもかんでもとにかく省エネ!エコロジー!!といたるところで建築会社が大声で叫んでいるような印象です…。

 

原因は、日本に明確で現実的にエネルギーの消費を抑えられる基準が国の政策として無いことが原因だと思います。

 

日本で最近高性能な窓として普及してきているアルミ樹脂複合サッシ(ガラスに貼られる4つ☆マーク満点のもの)がドイツなど欧州各国の窓性能について定められた最低基準より、遥かに劣ることは恐らくあまり知られていないと思います。
実際、まだ完全なアルミサッシを使っている会社はゴマンとありますし、その方達も
「(昔は一枚ガラスだったのに今は複層ガラスを使っているから)高性能な窓ですよ!」
と言っています。酷い状況です…。

 

 

明確な基準が無いので、建築会社がエコだと思えばエコ!状態です…汗
(昔の自社より)超高性能!(昔の自社より)超エコハウス!!と言うのは簡単ですよね…。^^;

 

そんな状況に危機感を持ち、きちんとした断熱や気密施工の知識を得て取り組まれている会社さんも実は増えていて、皆さん一生懸命学んで実践されています。
(何故か上から目線で偉そうな言い方ですが自分もその中の一人です笑)

 

しかし!ここで気になるのが、断熱に拘り高性能を目指す会社さんの中に「高性能にすることが全て」のような考えに偏ってしまっている方も少なからずいる、という風に思います。

断熱が全て、高性能にすることこそが住宅の価値!という考えも、違和感を感じます。

 

だって、自分や家族が住み続けていく住まいを建てるなら「良いとこ取り」したいなー。と僕なら考えます。

快適で家族が健康に安心して暮らすことが出来て、さらに出来れば自分の好みに合うデザイン性が高くて愛着が湧く住まいにしたいです。

 

 

性能至上主義になる訳でも無く、

感覚で高性能化を毛嫌いする訳でも無く、

単純に自分が住みたくなる住まいをつくりたい。

 

日々そんなことばかり考えているのですが、その大きな大きなヒントがあると思ったんです!秋田に!!

 

 

ということで、久しぶりにブログを書いたらやはり脱線してしまったので、今日はこの辺りで…^^;

肝心の秋田の話しが全然出来ておらずすみません…。

予想通り、いや以上に得られるものがたくさんあったので、ちゃんとご報告します。

 

 

取り急ぎお伝えしておきたいことは、この二日間で一番の衝撃が秋田に着いた瞬間直ぐに訪れたのですが…

 

 

大曲駅の改札を出たら

 

何とあの

 

建築家 堀部安嗣氏がいた!!
(視察ツアー参加者として)

ほんまもんの「二度見」ってヤツを人生で初めてしたと思います…。

 

 

K


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