NEWS- ニュース -

高断熱高気密の家で、夏にエアコン1台で全館空調すると電気代っていくら?①

中々更新が出来ないまま、9月も10日が終わってしまいました。

 

お盆も明けて随分暑さも和らぎ…
と書きたかったのですが、全然涼しくならないですね。

 

今日も気温は35度。

 

この一週間も、9月も半ばだというのに最高気温は30度越えの毎日…

 

現場は大変です。
断熱施工終わった現場にスポットクーラー入れてみたり、
色々と対策はしてみますが…
暑い中現場作業をしてもらっている職人さん達には感謝です。

 

 

さて、タイトルの件です。
棲栖舎 桂  一級建築士事務所が
設計/施工させていただく建物は基本的に全て

高断熱/高気密

なんですね。

 

高断熱高気密っていうと
【冬暖かい】
というイメージがあるのではないでしょうか?

確かに!!
冬めちゃくちゃ暖かいです。
廊下もトイレも洗面所も全部暖かいのでもの凄く快適。

一度暖まってしまえば熱が逃げにくいので付けたり切ったりせずに
寒くなり始めてから、暖かくなるまで
「付けっぱなし」にしてください
と案内しているので、そう暮らしてみえる住まいに関しては
朝起きたら暖かい、夜中トイレに起きても暖かい
という状況です。

 

では、夏は?

 

ということで、

今回、引き渡して2年が経過した菰野の棲処3 の住まい手さんにご協力いただき

エアコンの電気使用料を測定させていただきました。

 

といっても特別なことをしてもらう訳ではなく、普段通り過ごしてもらい
エアコンのコンセント部分に設置したワットチェッカーで使用した電力を測定してみました。

 

 

 

菰野の棲処3の物件概要としては

・延床面積 131.88㎡(約40坪) + 吹抜け約8㎡


こんな吹抜けがあります

・Ua値:0.37
・C値  :0.29(実測値)
この辺は専門的な内容ですが、
しっかり真面目に断熱気密施工してます!
と読み替えてもらって良いと思います。笑

 

住宅の温熱環境にとても大事な窓に関しては
・リビング周りのメイン部分 高性能木製サッシ

こんな窓です。


こんな感じ。
この窓は木で出来ており、意匠的にはとても印象が良いです。
その上、断熱性能も気密性能(スキマが出来ないということ)も高く非常に高性能な窓です。

ただし、お値段は中々に高価になりがちではあります…。
しかしながらリビング周りだけでもこだわっておくと非常に良い空間になりますので、
最近建てさせていただいている住まいの多くで木製サッシを採用させていただいています。

 

・その他の窓 樹脂サッシ(Low-E ペアガラス)
一部北側の窓はトリプルガラスにしています。


奥のカウンター向こうに見える白い窓は樹脂サッシですね。

 

・空調 一般的な壁掛けエアコン

うちの空調方式の基本は

2Fに夏用エアコン(冷房用)
床下に冬用エアコン(暖房用)

シーズン毎に各1台ずつを運転します。

ワイヤードでリモコン部分で温度を感知できる三菱製の2.8kwが2Fと床下に1台ずつ、2台付いています。
このエアコンに関しては、容量や空調方式など少し考えていただきたいこともあるので後ほど…

 

・換気 第一種全熱交換換気(ダクトレス)
ここも、「まぁまぁ良い換気を付けている」ぐらいで思ってもらえれば。笑
各部屋にダクトで空気を配る方式もあるので、それよりは簡易的です。
ここは今日もメーカーさんと喧々諤々?議論を交わしましたが色々と悩ましいところです。

 

 

 

さて、小難しい前置きはこれぐらいにして、タイトルの件いきましょう!

 

…と言いたいところですが、更新頻度の少ない低視聴率ブログなので笑
引っ張らせていただいても宜しいでしょうか(^^;ゞ
(こんなコザカシイことをするから低視聴率なのか!?)

 

怒られない程度に間を空けず(数日中!?)に書きますので、ご容赦くださいm(_ _)m

 

追記:続きをかきました!

高断熱高気密の家で、夏にエアコン1台で全館空調すると電気代っていくら?②

 


NEWS 一覧へ

お問い合わせ CONTACT