DIARY- ダイアリー -

近況のご報告

アッという間に今年も半分と少しが過ぎ、
気付けば夏も終わりに近づいていますね。
本当にアッという間に
一年が終わってしまいそうです(^^;

現在の進捗をご報告しますと

朝日町の新築住宅
内部はほぼ完成、
お盆明けにクリーニング作業の予定です。

庭をつくることで
このキッチンから外を眺めるアングルが
どれだけ豊かになるか楽しみです。

こちらの住まいで見学会を開催させていただきます!
詳細は【こちらのページ】でご確認ください。

庭がどこまで出来上がるか…(^^;ゞ

 

犬山市のクリニック(設計監理のみ担当)
配線配管工事中です。

棟上げ時の写真しか雰囲気が分かりそうな
写真が無かったのですが、
こんな↓イメージのクリニックになる予定です。

四日市のクリニックの時もそうですが、
無垢の木の質感と、樹木の緑が感じられる
空間にしたいと思っています。

つまり住宅と同じことを考えて設計しています(^^ゞ

住まいで心地よいと感じる空間は、
クリニックになっても心地良いはず。

 

ときわ町の新築住宅
基礎配筋工事が終わりました。
お盆明けにコンクリート打設、
養生期間を経て棟上げへと進む予定です。

 

 

今後の家づくりについて

新型コロナウィルス、物価の高騰、ロシアのウクライナ侵攻…
この2年程の間に様々なことが
目紛しく起こる現状に

これまでと同じように、
とにかく目の前の仕事に必死に取り組むだけではなく
今後、長期的な視点で
どのような家づくりをしていくべきか
考える時間を増やしました。

それらのことについて
少し書いてみたいと思います。

 

会社としての企業理念
今風な格好良い言い方をすると
「タグライン」というものを昔考えました。
HPにも載っているのですが
ご存じの方はおみえでしょうか…?

【豊かさを想造する】

という言葉です。

豊かさをつくる
と考えたのですが「つくる」が作るも造るもピンとこず、
平仮名だとビジュアル的にしっくりこなかったので
想像と創造を掛け合わせて「想造する」という言葉で
HPに掲載してもらいました。

 

「豊かさ」とは何でしょうか。
辞書にはこのようにのっています。

1.満ち足りて不足のないさま。十分にあるさま。
2.経済的に恵まれていてゆとりのあるさま。
3.心や態度に余裕があって落ち着いているさま。
4.量感のあるさま。
5.他の語について、基準・限度を超えているさま。

 

この中では
3.心や態度に余裕があって落ち着いているさま。
が私が考える【豊かさ】に近いかなと思いました。

先ず第一に住まいというものは家族を守る
シェルターとしての機能が重要です。
安全で安心して快適に過ごせる空間をつくる。
そうすることで心に余裕がうまれます。

また、そこで触れるものや見るものを
フェイクでは無く
本物で質感の良いものにする。

そしてプライベートが守られた
外部空間を取り込み
四季や、その日の天候を感じながら
緑を眺めることで
より心豊かに過ごせると考えます。

更に、美しくつくる。
毎日目に見えるものが美しいものであることも、
豊かな毎日を送る上でとても重要なことです。

 

住まいにおけるこれらの要素を整えることで、
心に余裕をもって豊かに暮らす
土台が出来上がると考えます。

 

 

その他にも、辞書の豊かさに関する5つの項目の内、
3.だけではなく2.も重要だと考えています。

2.経済的に豊かでゆとりがあるさま。

お金が全てだとは全く思いませんが、
無いと困ります。
経済的な豊かさにも寄与できる
建物をつくりたいと考えています。

 

それは建築費用の多寡などという
短絡的なことでは無く
私達の一生、さらには次の世代も含めて
経済的合理性のある建物であること。

いくらローコストで建てられても
30年前後で壊してしまう建物と、
50年60年以上、手をいれながら
住まい続けられる建物では
後者の方が初期投資が高かったとしても、
高いコストパフォーマンスを
発揮することも出来ます。

 

メンテナンスに関しても、
イニシャルコストが低く
ランニングコストが高い建材が
多く家づくりに使われています。

イニシャルコストは高くても
ランニングコストが低い本物の素材の方が
質感も良く、美しいものが多いはずです。

 

更に高断熱高気密にすることで、
家族が快適で健康に暮らせて
月々の光熱費が下がれば言うことないですよね。

住宅ローンを組むのであれば、
ローン支払いが1万円高くなっても
光熱費が1万円下がれば
家計の出費は同じで、快適に暮らせます。

ローンは長くても35年程度で終わりますが、
光熱費はその後も生きていく為には必要です。
今後の地球環境、エネルギー問題を考えれば
光熱費の増加を楽観視出来る方は
いないのではないでしょうか。

この辺りも書き出すと
まだまだ長くなってしまうので、
お会いした際にお話し出来ればと思います(^^;ゞ

 

それらを踏まえて、建物の構成を
5~6年振りに変更しようと考えています。

【こちらの住まい】の完成が5年と少し前なのですが、
この頃と今は多少の断熱厚の増加はあれど
ほとんど同じ仕様で5年以上家づくりをしてきました。
数値的な性能面を更に良くしようと考えています。

2016年〜2022年
Ua値0.35前後(HEAT20 G2)
(当時はG2という基準はありませんでしたが…)
全棟気密測定 C値0.5前後
全棟許容応力度計算 耐震等級3(ごく一部2)

2023年〜
Ua値0.26前後(HEAT20 G3)
全棟気密測定 C値0.5前後
全棟許容応力度計算 原則耐震等級3

当然、建築費用は少し上がってしまうのですが
前述した通りで生涯の収支を比較すると
あまり変わらない支出で更に快適に暮らせる
想定をしています。

むしろ今より電気代が上がっていけば、
建築費用をかけて光熱費を削減した方が
生涯の支出は減る想定です。

 

その結果、
家族が健康に快適に暮らせて
CO2削減にも貢献出来て
家計の経済的負担が減り
建物の資産価値が上がる。

そういった住まいとすることで
2.経済的に豊かでゆとりが生まれる
ことに繋がると考えています。

 

 

ここまで
性能のことをご説明しましたが、
住まい手が詳細に詳しくなって
いただく必要は無いと思っています。
建築会社を検討する際に
判断が出来るぐらいの知識をつけていただければ

ご依頼いただいた後は、性能面については
こちらで勝手にこだわっておきますので

私達とこれから家づくりをされる方々は

新しい住まいでどんな暮らしを送っていきたいか
自分達だけの豊かな暮らしの理想について

思い巡らせていただければと思います。

 

それに応えられる設計力も日々向上に努め
安全で快適に長持ちする美しい住まい
という、全部盛りの家づくりを
これからも追求していきたいと思います。

 

 

また、豊かさをつくるのは
住まい手に限ったことではなく
棲栖舎に関わる全ての方に当てはまります

 

私も含めたスタッフ、職人さん、業者さん
皆が豊かでないと
持続可能ではありません。

建築業界全般の課題ですが
まだまだ激務で、
大手企業さんと比べて
高い給与水準まで達していないのは
経営者の責任ですので…。

建物の性能と併せて
そちらの数値も上げていくのは必須課題です!

 

この他にも伝えたいことはたくさんありますが
長くなってしまいそうなので、この辺りで。
会社がお盆休みに入った初日(8/13)に書き始めたのですが、
その他の業務も有り、書き出すと長くなり…
結局更新はお盆休み中盤になってしまいました(^^;ゞ

 

ただいま
8/15 AM5時前、今日はこれから夏の恒例行事
職人さん達家族と川へ鮎を取りに行ってきます!

皆さんもくれぐれも事故には気を付けて、夏休みをお楽しみください。


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