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メンテナンス(定期訪問)について

こんにちは。
連休になるとHPを少し更新する桂山です。

前々から仕組みを整えたいと考えていたメンテナンス(定期訪問)についてです。
初めてお会いしてお話しする方からも、体感で6~7割の方に質問されます。

これまでは
「定期的に訪問するというよりは不具合等あれば随時ご連絡いただいて訪問しています。
大体1〜2年に一回ぐらいは何かしらで伺っている感覚です。」
というような返答をしていました。

実際のところ平均すると1年に一回は伺っているお宅が多いと思います。
メンテナンスや追加工事などがあると毎年何回も伺っているお宅も意外とたくさんあったり。笑

なので敢えて定期的な訪問としなくても良いかな、なんて思って運用していたのですが
徐々に引渡し件数も増えていくにつれ、訪問回数にも偏りが出てきました。
毎年何回も伺っているお宅もあれば、数年伺っていないお宅も。

引渡し後1~2年の間はどのお宅も何かしら伺う事があるのですが、引渡し後3年ぐらい経ってからは不具合が無く連絡いただかないと気付けば2~3年お邪魔していないお宅もあるなーと気になっていました。

何かしらの不具合はあるものの、連絡してわざわざ来てもらう程のことでも無いし…と遠慮していただいている場合もあるのではないかと思います。

やり方を変えてどのお宅も最低限は満遍なく伺える方法を取らないと。と前から考えており、自分なりに考えた内容を大工さん達にも確認して大まかに決めました。
試しに以下のように運用してみようと思います。

 

  1. 毎年1~2月頃にハガキでお知らせを送る
  2. ハガキに年2回(春と秋頃)のメンテナンス訪問日と時間の候補が記載されており、希望する日時(出来るだけ複数)に丸印を付けて返送いただく
    【追記】ハガキ記載のQRコードを読み込んでgoogle formsで回答いただく方式にしました!
  3. 日程調整をして訪問日決定
  4. 訪問日には棲栖舎、大工さん、可能な限りの職人業者さん、が2班(各班5~6人程度)に分かれて訪問する
  5. 1班で1日に3件程度×2班で1日に5~6件訪問。年に2回で年間10~12件のお宅をメンテナンス訪問

 

ザックリ書くとこのような流れを考えています。
うちの年間着工棟数であればこの内容で全てのお宅に1~2年に一回は伺える事になるかと。
今より棟数が増えてきたら人数も増えているはずなので3班にすれば対応可能だと考えています。

建築会社には構造体力上主要な部分に関わる事と、雨漏り等の重要な内容は10年保証が義務付けられていますが、それ以外の内容というのは案外短く経年で起こった不具合は基本的には有償となってしまいます。

なのですが、この訪問時にその場で対応出来る事は原則無償で対応させていただこうと考えています。
(交換部材を取り寄せる必要がある等、後日再訪問して工事が必要な場合等は実費ご負担をお願いする事になります)

 

※注 【60年保証‼︎】と勇ましく書いてある会社も多々有りますが、端っこに小さい文字で【保証を継続するには当社所定の時期に所定のメンテナンスを行なっていただく必要が有ります】等と書いてあります。勿論それらは有償で割高。そりゃそんだけメンテナンスさせてもらったら不具合は起こりようがないよな〜という内容なので、住まい手を守る為の保証ではなく、メンテナンス工事の利益を60年保証しているようなもの。紫外線や雨風に晒される建物が、ノーメンテで60年間不具合が何も起こらない事などあり得ないと私は思います。

 

普段はどうしても今後予定の建築に意識がいってしまいがちですが、これまでの建物がどう経年変化していっているのかを知ることも非常に大事。
それらを知る事で今後の仕事への取り組み方も変わると思います。

ですので訪問は出来る限り色々な人に参加していただきたいと考えています。
これまでは連絡もらって訪問するのは基本的に桂山だけ、桂山で対応出来ない内容の時に必要な職人さんと同行していましたが、不具合是正以外の状況を職人さんや設計スタッフがグルっと見てまわるのも重要だよね、と思っています。
(メンテナンス訪問の職人さん達の日当は棲栖舎から支払います)

 

上記のような内容で準備を進めて、ハガキが出来次第、順次お送りしていきます!
「こんな感じのハガキです!」というサンプル画像が無いのは、まだこれっぽっちも準備出来ていないから…(^^;ゞ
桂山が全てやろうとすると結局遅くなっていくので、スタッフの皆さんにも頼りながら進めていきます。

 

あ、勿論ですがハガキが届くタイミング以外で何か不具合があり対応が必要な場合は、これまで通りその都度ご連絡くださいね。個別に日程調整して対応します。
ただし緊急でない項目は定期訪問のタイミングの場合は職人さんが直してくれるかもしれないので、素人に毛が生えた程度の桂山技術で直すより良いと思います。笑

 

それでは建築済の皆さん、ハガキを楽しみにお待ちください!!!

(全然届かんやないかどうなってんねん!と思われたら桂山のケツを優し目に叩いてください…m(_ _)m)


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